市場規模46兆円の不動産業界で、140億の売上を150人でつくるベンチャー企業のCTOが目指すテクノロジーの挑戦
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市場規模46兆円の不動産業界で、140億の売上を150人でつくるベンチャー企業のCTOが目指すテクノロジーの挑戦

不動産業界に入ってからずっと目指していたのは、「スマホひとつで不動産取引ができる世界」です。スマホのアプリの中に全てのデータが蓄積され、それがつながり、「あなたに最適な不動産はこれです」という提案が自動でできること、そのような世界が理想です。

皆さん、こんにちは!
FANTAS technologyファンタステクノロジー 広報の小川です。

前回は、事業の要である「FANTAS流コンサルティング」について紹介させていただきましたが、次は「テクノロジー」についてです!
今回は取締役CTOの橋本 広歩はしもとひろほにインタビューしました。

寡黙でちょっと近寄り難い印象の橋本ですが、
実は、漫画や筋トレ好きで、のめり込むと止まらない「熱いハート」の持ち主。
最近は、ビジネススクールで学んだ投資に取り組んでいるそうです!

そんな橋本に、エンジニアから見る不動産業界の面白さや「テクノロジー」の可能性について聞いてみました。

この記事を読んで、不動産業界でのチャレンジに少しでも共感いただけたら嬉しいです。

取締役CTO 橋本 広歩(はしもとひろほ)
プロフィール

プロフィール

20代前半からIT業界に従事。ゲーム会社のエンジニア、大手人材企業で女性メディアの事業開発兼エンジニアを経て、2017年9月よりFANTAS technology に参画。取締役 CTOとしてテクノロジーディベロップメント本部を管掌する。取締役 CTOとしてテクノロジーディベロップメント本部を管掌する。

CHAPTER1:エンジニアから見る不動産業界の面白さは、市場規模の大きさとデータ量

◆ まず、エンジニアの方から見る不動産業界の面白さについて教えてください。

一番は市場規模の大きさとデータ量の多さだと思います。
不動産業界は46兆円、自動車・建設・金融に次いで、日本で4番目に大きい市場です。
市場規模が大きいということは、取引件数などが多く、関連するデータ量も膨大なものになります。

(市場規模が大きいことの「面白さ」とはどんな点でしょうか?)

市場規模が大きければ大きいほど、様々な「無駄」や「非効率なこと」が蓄積されています。その「無駄」を省くことで、業界にインパクトを与えることが期待できます。

また、業界規模が大きいということは、必然的にデータ量が増えます。難しいけれど、エンジニアリングとしてのやりがいみたいなものがありますね。
例えば、AI や IoT、ビッグデータなどのテクノロジーが、アナログな不動産業界を一気に変革したように、人々の暮らしに影響が大きいほど、また、業界が大きいほど「テクノロジー」の介在価値が高くなります。

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FANTASで最初に手をつけた部分は、ITによる業務効率化です。いろんな部署で同じ情報を何度も入力していたので、物件情報や顧客を管理できるCRMという基幹システムを開発しました。
それにより、お客様との商談や契約事務、その後のサポートまで、シームレスな業務フローに改善することができました。結果、業務効率化によって、売上アップにつながりましたし、社内でもITが生み出す力を感じてもらえたと思います。

(テクノロジーの介在価値以外に、不動産業界を魅力に感じる部分はありますか?)

不動産は、他のto Cの商材と比較して動く金額が大きい点ですね。
1件の契約で何千万というお金が動きます。そういった数千万規模の商材を扱うサービスに関わることで、自然とお客様に対する責任感みたいなものが身につきます。

市場規模が大きく、成長している産業に身を置くということは、それだけでも自身の成長につながる
と考えていて、自分のキャリアを振り返ってもそうだったなと感じています。

(FANTASのエンジニアの社員も、そのような部分に共感してくれたのでしょうか?)

当社のエンジニア達は、大手企業で活躍できるような優秀なメンバーばかりです。市場規模もさることながら、エンジニアが少ない中で、100億から200億、300億と売上を成長していく過程に関わることができる点に魅力を感じて、FANTASを選んで入社してくれました。

従業員が150人規模のベンチャーで、100億円以上の売上をつくることができるのは、企業としてのポテンシャル自体が高くなければ達成できない領域です。


CHAPTER2:テクノロジーで不動産業界の「情報の非対称性」を解決し、目指す未来

◆ テクノロジーで、不動産業界にどのような変革をもたらすことができますか?

不動産業界に入ってからずっと目指していたのは、「スマホひとつで不動産取引ができる世界」です。スマホのアプリの中に全てのデータが蓄積され、それがつながり、「あなたに最適な不動産はこれです」という提案が自動でできること、そのような世界が理想です。

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(FANTASがテクノロジーで解決したい不動産業界の課題はどのような点でしょうか?)

昔から不動産業界では、業者と顧客の間に存在する「情報の非対称性」が大きな課題でした。
今でこそ業界におけるテック化が進んで、AIで瞬時に不動産価格が分かるようなサービスが普及し、情報の透明化は、少しずつ進んできていますが、一般の方々がその情報を正しく使いこなせるかというとまだその領域ではないと思っています。

資産運用や不動産売買・投資は、少しずつ認知が広がってきて、取り組む方が増えてきていますが、実際は、「選択肢が多くて選べない」「よく分からない」「営業マンに言われるがまま」という方も多く、新たな課題が生まれています。
そういった方達に、もう少しわかりやすい「答え」を提示できるようにしていきたいですね。

(情報の非対称性は少しずつ解消されていて、不動産テックは次のステージに進んでいると感じています)

「情報の非対称性」が解消された先にあるのは、自社独自のデータを持っている企業と持たざる企業の格差だと考えています。その独自データを活かしてどれだけ他社と差別化できるか、透明化された世界の中でどのような違いを感じていただけるか、ではないでしょうか。

(実際に、FANTASではテクノロジーで、どのように差別化を行なっているのでしょうか?)

「DMP」というデータ基盤の構築を行なっています。
DMPは自社のさまざまなデータ(購買データやアクセスデータなど)を集約し、ビジネスで成果を創出するためのデータ基盤です。
CRMに蓄積された商談のデータは、WEB上ではとれない当社固有の情報ですが、そのCRM上のデータをDMPに取り込み、集客からリードジェネレーション、リードナーチャリング、顧客化までの全体最適を行っています。

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当社とお客様とのタッチポイントはFB広告がメインです。FB広告では、Cookieデータを使用していましたが、3rd party Cookieの規制により使用できなくなりました。そこで、当社独自のデータベースを持つことで、Cookieデータで失われるデータを保管しています。

この独自のデータベースが他社との「差別化」であり、当社の「強み」です。
より深いデータを収集することによって、集客からリードナーチャリングまでを効率化することでターゲット広告への配信の効果を高め、他社との差別化につながります。このようなDMPシステムを構築している不動産会社は少ないと思います。

今でこそ、どの不動産会社もオンラインでの集客に舵をきっていますが、当社では、同業他社に先行してデジタルマーケティングに切り替えているため、既に多くのデータが蓄積されていることも強みです。

(DMP以外に事業に活用しているテクノロジーを教えてください)

「アンバンドリング」です。
金融業界は不動産業界より先にテクノロジー化が進み、フィンテックが浸透していますが、そこで起きていることの1つに、従来の金融機関が担っていた複数の機能を分解し、それを使ってこれまでになかったサービスを生み出す動きがあります。

コンビニのATMを想像していただくと分かりやすいかと思います。
今は当たり前にコンビニにATMが設置され、私たちは日常的に利用していますが、以前はコンビニにATMはありませんでした。

人々の生活を便利にするため、また、銀行の混雑を緩和するために、銀行の一部の機能を切り出したシステムが、コンビニのATMです。
このように、一連のシステムの機能の一部を各企業が望む部分だけ、レイヤーを切り離して提供することによって、自社のサービスだけではなく、業界全体のテクノロジー化を加速することができます。

同様に、当社では、1万円からの不動産投資FANTAS fundingや買取査定サービスのFANTAS checkなどのサービスの一部機能を切り離し、OEMシステムとして提供しています。このように、テクノロジーを活用して、B to B事業を広く展開することで、FANTAS platformの潜在層の獲得だけではなく、その先の新しい世界づくりに貢献することができると考えています。


◆ 最後に、FANTASの開発環境について少し教えてください!

かなり技術的に難しいこと、メガベンチャーが導入しているようなモダンなシステム開発に取り組んでいます。長くなってしまうので、ここでは割愛しますが、TerraformやECS Fargateなどを採用しています。

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(モダンなシステム開発については、また後日エンジニアの皆さんにインタビューしたいと思います。ちなみに、FANTASでは、どのようなエンジニアの方が活躍できると思いますか?)

技術があって自走できることを前提に、事業側ときちんとコミュニケーションがとれる方ですね。FANTASのエンジニアはみんな積極的に仕事を取りにいきますし、事業ドメインを理解しながら、事業側と折衝し、必要な機能を最短で構築するために、日々努力してくれています。

モダンな開発環境を探している方で興味があれば、ぜひ気軽にご連絡をいただければと思います。

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ありがとうございました!

今回は、「FANTAS STORY」第3弾として、取締役CTOの橋本 広歩はしもとひろほに話を伺いました。

モダンな開発環境や、エンジニア組織についてなど、まだまだ紹介したい内容が盛りだくさんだったのですが、それはまた次の機会に!

次回の「FANTAS STORY」は執行役員の田中 雄一郎たなかゆういちろうです。
CS(カスタマーサクセス)について詳しく聞いてみたいと思います!
お楽しみに!

▼CTO 橋本についてもっと知りたい方はこちらから


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